ブロックチェーンって何?

突然のテーマですが、最近よく耳にするブロックチェーンについて書きます。

但し専門家ではないのでざっくりと書きますのでご参考程度にしてください

ブロックチェーンとは わかりやすく言えば取引内容を記録する台帳の内容

を複数のPCでつなげて管理するものといえます。

ではなんでブロックチェーンというネーミングかというと

ブロック(ある期間の取引のかたまり)がチェーン(つながっている)という

ことから名づけられたようです。

銀行等の取引の場合 預金者と銀行しか記録は見れませんが、ブロックチェーン

インターネットを介してどこでも誰でもが利用できます。(もちろんアカウントが

必要です)

ブロックチェーンはネットワークの参加者により作られており、すべての取引を

複数台のパソコンに記録して持ち合って支えあう仕組みです。

こうすることで例えば1台のパソコンが壊れても他のパソコンに記録は残るので

安全です。また、記録された台帳は常にみんなにで監視しており取引が正常な

ものかどうかをチェックし、正常なものだけをが書き込まれる仕組みです。

正常な取引かどうかをチェックするのはかなり大変な作業なのでこの作業を

してくれた参加者にお礼が支払われる仕組みです。(これをマイニングと

言います。)マイニングについては詳しくは書きませんが、何百台ものパソコンを

使って取引を分析する作業で莫大な電気代と設備投資が必要となり、比較的電気

代の安い中国などで盛んにおこなわれているようです。(但し昨年の仮想通貨暴落

で事業が成り立たなくなった業者も多いという話ですが)

ざっくりまとめると

みんなで使えて 持ち合える 改ざんできない取引記録 ということです。

ブロックチェーンは何に使われるかというと

お金の送金の記録(銀行を介さないで取引ができる)

契約の記録

証明書代わり 公的かどうかは別にして公正証書のようなイメージで記録を残せる。

お金の決済

いろいろな記録を簡単に安全に残せるブロックチェーンは今後様々な分野に活用されそうです。

昨日の日経新聞に掲載されていましたが、アメリカの不動産開発の資金調達方法が

画期的です。本来不動産開発には、銀行融資が不可欠ですが審査に時間がかかるため

不動産を担保にしたトークン(デジタル権利証)を発行し投資家から資金を調達し

ブロックチェーンの技術を使い公的な不動産情報をデジタル化して売買の手間を減

らす手法を利用したようです。不動産投資は、莫大な資金が必要なことから現物不

動産へは機関投資家等一部しか参画できず、不動産証券化商品は、不動産から上がる

収益を権利とした証券を小口化するのが現在の主流であり、また不動産ファンドは、

一定期間持ち分を売却できないデメリットがあるが、このトークンを利用すれば

いつでも売却できるメリット生まれる。不動産を扱うものとしてはこの方法は、

画期的であると思う。

このようにブロックチェーンは、様々な分野に応用可能であり、今までは銀行に

頼っていた融資等はひょっとすると必要なくなる可能性もある。それは証券会社

等も同様である。仮想通貨を利用した送金は安価かつスピーディ、簡単に行うこ

とができ、またスタートアップ企業への新しい資金調達方法としてもすぐれてい

るように思う(もっとも昨年ICO詐欺が横行したので一筋縄にはいかないと思うが)

 

ブロックチェーンのよって 今後のビジネスは大きく様変わりするのは間違いない。

 

今回も知ったかぶりで書いている部分も多いのであまり参考にはしないでください。

文章はあくまでも私見ですのであしからず。

 

次回は シェアリングビジネスについて書きます。